先日、私が初めてお会いするお客様のところへ訪問する折のことですが、なにぶん初めて伺う企業さんなので、場所も分りませんしある程度下調べをして伺うことにしました。
しかし、アポイントをとった時間が迫っていたためその下調べも、最低限電車の乗り換え情報や最寄り駅からのルートだけ調べて慌てて伺うことになりました。
普段であれば、最低限度調べておくことに加えてお客様のビルがどのような姿なのか?とか周辺の雰囲気や目印になりそうなものを調べたりもしているのですが、今回はそれが出来ませんでした。
おかげで、地図を見ながらの訪問ですが、目的地周辺には辿り着くものの、どのビルに入ればいいのかなかなか分らず、約束の時間ギリギリの到着となってしまい焦ってしまいました。
「急がば回れ」という言葉もありますが、哲学者のフランシスベーコンの言葉にも「人生は道路のようなものだ。 一番の近道は、たいてい一番悪い道だ。」とあります。
時間が迫っているからといって、手を抜かず普段どおり目的地周辺状況も調べていれば、このように焦ることは無かったのでしょうが、時間を惜しむあまりに起きたことです。
コレは、道順だけのことではなく我々のビジネスにとっても当てはまる部分が多くあると思います。
時間と手間を惜しんでいては良い結果は生むことが出来ず、「楽に・手早く」と思う気持ちが逆にそれが悪路になってしまうことはよくあることです。
今日からの業務も「 一番の近道は、たいてい一番悪い道だ」の言葉を忘れないように丁寧な仕事と、手間を惜しまない気持ちを忘れないようにしようと思います。
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