ビジネスの世界においても、時と場合によっては誤魔化しが必要な場面もあるでしょうが、話がこじれる前に正直でいたほうがいい場合も多くあり、ギリシャの哲学者ゼノンは「正直は最善の政策である」と言ったのだそうです。
私たちも仕事の上で失敗を犯したり、自分にとって都合の悪いことを上司や顧客に報告しなければならないような場面で、自分を取り繕うために色々な言葉を駆使して言い逃れしてしまうようなことがあります。
しかし、どのような言い訳よりも正直に誠実に言葉を選ぶことが最善の結果を生む場合の方が殆どです。
政治などにおいても実現がかなわない政策を餌に国民の期待を裏切り続けるよりも、正直で誠実であって現実に向かって政策を運営していく方がいいということですね。
もちろん私たちの仕事の中には「言わないほうが良い」現実だって確かにありますが、自分を取り繕うための嘘は最終的に再び自分に帰ってきますので、「正直は最善」と心の隅に置いておきたいと思います。
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